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【博多ライトアップウォークについて】2014年11月25日(火)

2015年01月13日

2006年からスタートし今年で9年目を迎える博多ライトアップウォークは、長い歴史や豊かな伝統文化を有する博多地区の寺社や庭園、街並みを幻想的にライトアップする事で、昼とは違う博多の歴史的文化財の魅力を再発見してもらおうという主旨で開催されていて、今年は博多ライトアップウォーク2014博多千年煌夜と銘打っています。

普段見られないエリアが特別に公開されるだけでなく、博多の伝統工芸品を販売する夜市やコンサートなども開かれます。

会場となるのは櫛田神社、承天寺、東長寺、妙楽寺、円覚寺、順心寺、節信院、妙典寺、正定寺、旧冷泉小学校、崇福寺、本岳寺の12か所で、今年になって崇福寺、本岳寺が加わりました。

入場料は当日券が12枚チケットで1500円、前売り券が12枚チケットで1200円、フリーパス券2000円(前売り限定)で期間中特典としてチケットに付いているクーポン券を利用すれば特定の飲食店で割り引かれるサービスがあります。(主にアルコール一杯無料が多いです)

今年行われるイベントは、崇福寺では平戸祐介with Guest birdによるジャズライブ、呈茶で行われる茶会があります。

また、承天寺では発祥の地とされるうどんやそばの販売、同寺にゆかりのある博多織、ぜんざいの販売、博多祇園山笠で博多の街を駆け抜けた「四神守天而人護郷土」の展示で、櫛田神社では地鶏の炭火焼き、ご当地のからあげ、スペシャルコーヒーなどを販売するグルメ屋台の出店、光とアートの融合「ライティングアート」の特別展、秋の線香花火体験(有料)、草月流の片山健氏による活け花展示となっています。

今年注目は初参加の崇福寺で、大河ドラマ「軍師官兵衛」の黒田家ゆかりの寺社で、墓のライトアップや、本殿の障子に官兵衛のシルエットの映し出しなどを行っています。

nhkNEWSwebによると

承天寺での紅葉を配した石庭が青や紫など色の変化ごとに見せる表情に訪れた人たちは、感嘆の声を挙げていたそうです

博多の伝統と歴史をムーディーに感じられ、行われるイベントで思い出作りもできる、調べていて自分も強く関心を惹かれました。


  


Posted by sansanhiroba at 11:15Comments(0)博多・祇園

「黒田官兵衛も使ったと思います(想像)」 2014年11月23日

2015年01月13日

皆さんは、「博多」と言えば、何を思い浮かべますか?

とんこつラーメン? 水炊き? 明太子? タモリ? 黒田官兵衛? 山笠?
私は、博多と言えば、博多織です!

博多織というものは、着物を着ない方には、馴染みが薄いかも知れませんが、伝統的な帯の一種です。
独鈷・華皿柄は、献上柄と呼ばれ、シンプルな縞模様と合わせた独特な柄は、どんな着物にも合わせやすく、着る人を選びません。
黒田藩が徳川家に納めたことから、献上柄と呼ばれている歴史あるものです。
絹糸をしっかり織り合わせているため、締め心地が良く、通気性もあるため、伊達締めとしても、定評があります。

私は、着付けの免許を持っているため、着物を着る機会がある時は、必ず博多織の伊達締めを使います。
キュッと締まりますが、苦しくならないから、重宝します。

博多織の帯は、半巾帯と呼ばれる、その名の通り、一般的な帯の半分位の巾で、浴衣やカジュアルな着物の時に締めるものが多いです。
また、男性用の角帯は、博多織のものが多く、シンプルな柄と丈夫さが、好まれるようです。


さて、博多織の男子用帯と言えば、山笠に参加する男性は9割方博多織の帯を締めているように、
思います。
私は、人混みが苦手なため、山笠祭りを生で観たことがないのですが、追い山と呼ばれる山笠のメインイベント(?)の前日に、祗園にある櫛田神社に行ったことがあります。

私を含め女性二人と男性二人で、浴衣を着て、地下鉄に乗って、櫛田神社に行きました。
今思えば、祗園駅で降りた方が近かったのに、友達が川端商店街を通った方が面白いというので、中洲川端駅で降りて、結構歩いた記憶があります。
そのとき、四人中三人が博多織の帯を締めてました。

意外に感じたのは、浴衣を着ている人を、ほとんど見かけなかったことです。
絶好のチャンスなのに、今着らずんば、いつ着るのでしょう!?
そして、博多織と縁の深い町・祗園の櫛田神社という博多織スポットなのに!
うーん、実に勿体無い限りです。

博多織は、帯だけではなく、最近では、パスケース等の小物やネクタイ他、色々なグッズがあるみたいですが、着付師の私としては、是非、帯か伊達締めで、締め心地の良さとシンプルながら味わい深い柄を楽しんでほしいものです。

そして、博多織の帯を締め、山笠の時期に祗園にある櫛田神社を訪れてもらいたいです。
ショッピングや、モツ鍋は、いつでも楽しめるけれど、博多の歴史を感じるのも一興ではないでしょうか。

おわり
  


Posted by sansanhiroba at 10:19Comments(0)博多・祇園