272.ココスのスペインフェアに行った

2015年04月08日

我が家からすぐ近くのココス。ここでスペイン料理フェアが開催されていた。終了してしまったが、なかなか面白い試みであった。結構派手に宣伝をかけていてパエリアやスープなど数種類のメニューは1000円以上する手の込んだものであった。ここはいつもフェアメニューというものを設定していてその時々でいろんなタイプの料理が提供されている。これの一つ前がアメリカンフェアだったが、好評だったようで今回はこのスペイン版だったということである。

そのスペインフェアの中でスペインのおつまみを意味する「タパス」が4種類あった。最近流行のアヒージョ(食材をニンニクとオリーブオイルで煮込む)というものでワインを飲む人もいる。4種類の中で筆者が頼んだのは「スペイン風ソーセージ」(税込637円)。10分近くして出されたソーセージはオーブンで焼かれたもので、ピンク色のハーブ入りと茶色のチョリソーが2本ずつであった。しかし心遣いが値段に現れる。別のファミレスで似たようなソーセージグリルがあるのだが、鉄板に脂が落ちてしまいギタギタになってしまう。そこをココスはタマネギを敷くことで解消。タマネギが熱と脂を吸っていい味になる。また火の通りがしっかりしてないぶん生タマネギの辛さが適度に残ってこれがまたいい。ソーセージの横にはマッシュポテトが付いている。ポテトを生クリームやバターと共に泡立てていたものであった。このマッシュポテトのフカフカな食感がソーセージの味を引き立たせる。

272.ココスのスペインフェアに行った肝心のソーセージに移ろう。まずはハーブ入りソーセージ。こちらのソーセージ肉の挽きが荒めでジューシーである。また塩が若干強めでビールにもワインにも合うという設定で商品になっている。筆者はドリンクバーでお茶とともにだったがこれでもいける。またバゲットなどのパンをサイドオーダーして組み合わせるのも面白いと感じた。

そしてチョリソー。これが今までファミレス等で食べた中でも絶品だった。元来チョリソーとはやたら辛いという概念がある。ただの辛口ウィンナーを指すものさえあるからだ。しかし今回のチョリソー、実は全く毛色が違う。まず肉のジューシーさと濃い目の味が口の中を襲ってくる…ギュッと締まった味である。そして少し後に噛んで飲み込もうとする瞬間に少しずつ嫌味のない辛さがやってくるのである。実際スペイン風のチョリソーは唐辛子をほとんど入れないということもあり、実にスペイン風に近い物に仕上がっている。ただしニンニクやパプリカなどは入っておらず、全体的にクドくない感じで仕上がっている。今後再度フェアがありまた出されるのならば食べたい一品。

惜しむなくばそれぞれあと一本ずつぐらいあったら…もっともっと食べたいと思わせるものであった。しかしオーブンでじっくりと火を通したあの加減であったり口の中でフワッと溶けてゆくマッシュポテトがついていたりと今回はヒットだった。ソーセージグリルとかは大抵どのファミレスにもあるのだが、鉄板が脂でベタベタして見栄えが悪いという部分、これをタマネギで解消したところに今回の良さがある。

次回はどのような仕掛けをしてくるのか?ココスの今後にも期待である。


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Posted by sansanhiroba at 11:55│Comments(0)メンバーコラム日記
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