さんさん広場 ブログ

松葉杖のお蔭

去年は、マンションの階段の最後の一段を踏み外して（ダイエットのために階段を使う）、右足の甲のところを剥離骨折して、松葉杖の生活を3週間ほどした。今年は、カーペットに座っていて、起き上がろうとして、左足をひねってしまって、ボキッと音がした。「骨が折れた」と思ったので、すぐに夫を起こして病院に連れて行ってもらった。日曜日の朝のことだ。骨折はしていなかった。捻挫の重いやつだ。なかなか治らない。本当にどんくさくい自分が嫌になる。



〇通勤

通勤は、家から歩いて電車の駅に行き（約１０分）、JRで南福岡駅から博多駅まで電車に乗って、地下の通路を通って祇園町まで歩いてくる。これが私の通勤路だ。でも、松葉杖になってからは、南福岡駅までは夫に送ってもらっている。夫は私のせいで、大好きな打ちっぱなしにいけず、予定が狂ったと嘆いている。


博多駅からは地下通路はやめて、地下鉄に乗っている。「地下鉄は高い」というイメージがあるが、隣の駅は１００円だそうで、ホッとした。


帰りは、家から歩いて２～３分のところにバス停があるので、南福岡駅からバスに乗っている。でも、4つ目のバス停なのに「１７０円は高い！」と思っている。もう１本先の春日原駅から那珂川に向かっていく道路を通るバスでは、最寄のバス停は春日原駅まで１００円だ。不公平さを感じる。


〇買い物


松葉杖では、かごを持って歩くのも大変だし、片一方は松葉杖で使えないので、片手でもてる量はわずかだ。そういう理由で、買い物ができないので、夫を連れて行く。「僕は奴隷じゃないとよ！」と不満をぶつけている。別に奴隷と思っているわけではなく、どうしようもないので、手伝ってもらっているだけなのに。


公共交通機関の中で松葉杖2２週間ほどになる松葉杖生活。人の優しさが身に染みる。行きのJRは、通勤時間でないので、座れる。地下鉄に乗ると、必ずと言っていいほど席をかわってくれる。１駅しかないのに、ご好意に甘えて座らせてもらっている。チョットの時間でも、電車が揺れてまたこけそうになるので、助かっている。これ以上悪化したら大変だ。


ところが帰りのJRでは、かわってくれない。「通勤ラッシュで、快速だし、満員だし。」と仕方がないとあきらめて、南福岡で開く方のドアにくっついて立っている。

〇チョットした優しさ

ドアを開けていてくれる人、元の場所に置こうとしたら、さりげなく手伝ってくれる人。本当に助かる。職場でも、みんなが気を使ってくれて、さりげなく優しくしてくれるのがとても嬉しい。



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