茶室の模様替え

2015年06月08日

茶室の模様替え

私の実家には茶室がある。昔は子供部屋だったのだが、2人とも家を出て行ったので、母が趣味で茶道をしていたので、茶室にリフォームされた。流派は、表千家。狭い庭だが、つくばい・露地草履・東屋もある。もちろん、家の中には水屋もある。お茶会の懐石のために、器もたくさんある。10客1組という箱に入った器がたくさんある。

昔は教えていたが、足を悪くして座れなくなったので、お遊び的に1ヶ月に1回友達を呼んで茶道をしているようである。

〇炉

冬は、茶室の畳を切って「炉」をおき、その上に茶釜を載せてお湯を沸かす。夏は、「風炉」と言って、「炉」を畳上においてその上に茶釜を置いてお湯を沸かす。「炉」とはお湯を沸かす道具である。

〇ふすま

「炉」の時と「風炉」の時では、ふすまが違う。冬は普通のふすまで、夏になると竹で出来たふすまになる。それを交換するのに、私たち夫婦か妹夫婦が呼び出される。1時間はかからない仕事であるが、母1人では無理な作業だ。冬のふすまを外して、父が作ってくれていた、ふすまを入れる大きな袋みたいなのに入っている竹のふすまと交換した。



母と私でしたことがあるが、私がドンくさいので、それ以来「私と2人でしよう」とは言わない。



ふすまを替えたお駄賃として、いつもご飯を食べさせてもらっている。母は、83歳で転んで足の骨を折って手術をしているので、杖が無いと歩けないが、それ以外は元気である。家の中では、杖なしで行動している。



本当なら娘がご飯を作って食べさせないといけないのだろうけど、今でも妹と私は母が作ってくれた物を食べている。もともと料理は得意だ。本当に美味しい。もちろん、さすがに洗い物はして帰る。

〇私
茶室の模様替え
大学が岡山だったので、岡山の表千家では一番多い生徒数を教えてある先生のところに行っていた。私は「許状」を3つとっていて、後2つ取れば「講師」ができる。福岡に帰って来たので辞めたが、お茶は好きだったので「続けたい」とは思っているが、お付き合いが大変だし、着物も着ないといけないので、始める勇気がわかない。


着物は30年くらい前に習って、その時は着られるようになったが、それから全然着ないので着られない。それに、いつも着せてもらわなければいけないので、着物は全部実家にある。たたみ方すら忘れてしまっている。





〇継承者

母は、せっかく茶室があるのだから、私に継がせたいようである。母がいなくなったら何の価値もなくなってしまう。だけど、上記で説明したような事情で、そのままにしてある。習ったら親孝行になるのにとは思ってはいるのだが。



さんさん広場のKでした。


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Posted by sansanhiroba at 11:17│Comments(0)メンバーコラム日記
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