お盆

2015年08月18日

お盆といえば、仏様になった先祖が帰って来る時。

私が小さい頃は、本家の人たちと一緒に13日に納骨堂に迎えに行って、

15日にはお供え物を持って送りに行った。お盆



今は、お供え物を置く場所が決められて、

清掃車が持っていく。

味気ないが、今の時代仕方がないのだと思う。



私の父が死んでからは、お盆の間に一度お寺にお参りに行く。

そして、母と妹夫婦と私たち夫婦で食事をするのが習慣になっている。

今年は、妹の義理の甥っ子が来てくれて、にぎやかだった。



他の親戚の人たちも、母の家にお参りに来てくれる。

父の納骨堂は、西鉄電車の筑紫から歩いて15分ほどのところにある。

ちょっと遠い。



はじめ、両親は近い所がいいだろうと、宗派が違う「浄土宗」のお寺に納骨堂を買っていた。

父の里の天草に買っても、私たちがお参りに行くはずがないと思ってのことだ。

でも、宗派は違うし、どうしても住職に好感をもてなかったので、

49日の法要までしてお寺をかわった。

納骨をする前でよかった。



住職が、私の高校時代の友達であり、

我が家の本当の宗派の「浄土真宗」だから今のお寺に決めた。

でも、ちょっと高くて私たちがローンで買った。



夫は福山の家(夫の実家)のお墓に入るつもりはなく、

私たち夫婦は父の納骨堂に入ることになっている。

これは、納骨堂を買う時、住職に了解を得た。

私たちには子供がいないので、4人で同じ納骨堂に入ることになる。

後は、永大供養をしてもらうしかない。



母と妹夫婦と私たちが会って食事をするのは、お盆と大晦日くらいだ。

未だ83歳になる母に料理を作ってもらっている。

そして、普段は食べることができないような「さしみ盛り」がある。



今回の料理は、調理してあるものを温めるものがメインだった。

母は、「あちゃらづけ(酢の物)」と「がめ煮」を作っていた。

そろそろ私たち娘が作らないといけないかなと思ってしまった。



私は無神論者なので、祖先がお盆に帰って来るとは思ってないが、

家族が集まるのはうれしい。

住職に言わせると「千の風になって」という歌の歌詞のように、

仏様は毎日どこかにいて見守ってくれているそうだ。



でも、こんな無心論者の私でも、父の命日にはお寺にお参りに行く。

妹は月命日に寺に行っている。

頭が下がる。



さんさん広場のKでした。


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Posted by sansanhiroba at 11:44│Comments(0)メンバーコラム日記
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