さんさん広場 ブログ

さんさん広場のＫです。



西明寺には行かず、予約してあった「錦水亭」にお昼を食べに行った。私たち３人で「ミニ会席」食べて、運転手さんはどこかで千円のお弁当を食べていた。もちろんお金を出したのは私たちだ。

お料理は、別にどうってことなかったが、川床が見えるように張り出した部屋で食事をしたのは、趣があってよかった。本当にすがすがしかった。母には椅子が用意されていた。

食べ終わって、運転手さんに相談すると、「今から西明寺に行くのは時間的に微妙だ。」と言われた。母は歩くのが嫌なので、行かないことになり、その代わり京都駅に行く前に、嵐山・嵯峨野を車で案内してくれることになった。

日曜日でお天気もよかったので、大勢の人がいた。レンタサイクルで回っている人もいた。今まで何度か行っていたが、説明を聴いたのがとてもよかった。

本当に安全運転で、ヒヤッとすることは一度もなかった。気をよくした運転手さんは、どんどん奥の方に入って、説明をしてくれてとてもよかった。

でも、この親切心が仇となって、新幹線に乗る時間が刻々と近づいてきた。さすがに私たちが「イライラしている」に気づいた運転手さんは、安全運転ながらも速度を速めて、裏道をバンバン走ってくれた。

新幹線にすぐ乗れる「八条東口」に車をつけてくれた。福岡で言うと「筑紫口」にあたるようなものだ。そこに着いたのが、１５：２７発の新幹線に乗るのに１５分くらい前だった。

母は上りエスカレーター（下りエスカレーターには乗れない）には乗れるので、目の前にエスカレーターがあったので、人に尋ねることなく新幹線のホームに着くことができた。

母と「新幹線に乗ったらビールを飲もう」と言っていたので、私が買って来ると「おつまみは？なかったら飲めんやないね」と強い口調で言うし、妹は「甘い物買ってきて」と言うので、「どんなんがいいのか分からん。」と言って一緒に売店に走った。

新幹線に乗ったら、私たち３人の席だけがぽつんと空いていて、満員だった。母が、『「来年は観光はいらんね。」と旅館でマッタリすることを言っていた』と妹が報告してくれた。

とにかく今年の旅は終わった。何事もなくてホッとした。