喪中欠礼

2015年11月23日

喪中欠礼私は、父が死んだ時、「喪中欠礼」のはがきは出さなかった。


年賀状を受け取るのはいいけど、こちらから出してはいけないという慣習があるからだ。



私は、考えがあって「喪中欠礼」のはがきを出さない。
年賀状も出してもかまわないのだが「喪中の人から年賀状を受け取るのは嫌だ。」と言う人もいるだろうから、7日の日に「寒中お見舞い申し上げます」を出した。



「死=けがれ」と考えられている。だから、「けがれ」が移るから年賀状を出してはいけない。「けがれている」ので、1年間は、神社仏閣には参ってはいけないとなっている。

「けがれ」とは、忌まわしく思われる不浄な状態。死・疫病・月経などによって生じ、共同体に異常をもたらすと信じられ、避けられる。「けがれ」または不浄に相当する概念は世界的に見られる。(ウイキペディアより)

私は、死は「けがれ」とは考えていない。人が死ぬことは、天命を全うしただけのことであって、決して「けがれ」ではないと考えている。だから「喪中欠礼」を出さなかった。

バリに行った時は、お寺の入り口に日本語で「生理中の女性は入らないでください」と書いてあった。つまり、生理中の女性は、「けがれ」ているのだ。これも「死=けがれ」と同じ発想だと思う。

そういう発想は私にはない。父の死が「けがれ」とは思いたくないし、思っていない。生理があることは、子供が生まれることに通じていることだ。「けがれ」ではない。

そういうことを知った上で「喪中欠礼」を出して欲しい。ただ、近しい人が死んだら「喪中欠礼」を出すものだという安易な発想でして欲しくはないと思っている。

さんさん広場のKでした。



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Posted by sansanhiroba at 13:08│Comments(0)メンバーコラム
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