お弁当

2015年07月21日

職場で毎日、お弁当を持ってきてある方がいる。

「すごいな」と尊敬してしまう。毎日お弁当を作ってみて分かる「ありがたさ」である。
お弁当


私が中学生の頃は、福岡市の中学校はまだ給食が始まっていなかった。4つ年下の妹が中学生になった頃には給食が始まっていたから、ほんの数年の違いで始まったと考えられる。センター方式だった。給食には、自校方式(自分の学校の給食室で作る)とセンター方式(センターで作って各学校に配る)がある。もちろん、自校方式の方が断然美味しい。メニューの数が違うし、温かい。



私の頃は、かわいい弁当箱とかはなく、アルミの長方形の弁当箱を新聞紙で包んでくる人も多かった。



一度びっくりした事があった。ご飯だけ詰めてあるアルミの弁当箱を持ってきて、缶詰のカレーを開けてかけた女の子の弁当だ。



それと私の学校だけかも知れないが、各教室に1個お茶が入った「やかん」が配給され、日直がそれを持ってくるのだ。



パン注文も係りが決まっていて朝に会でパンを注文する事が出来た。でも、母は「私がパン注文をしたい」と言わない限り、必ずお弁当を作ってくれた。自分で作るようになってからその大変さを知った。



今、83歳だが実家に行っても食事を作るのは母だ。本当は娘が作ってやらなくてはいけないのだが。母が作った物はおいしいのだ。



中学校には、ALT(アシスタント ラングエッジ ティーチャー)と言う人がいて、英語を母国語とする人で文部科学省に雇われた人たちがいる。彼らは、英語の時間に日本人の英語教師と一緒に授業をする。小学校では、担任の先生や係りの先生と授業をしていると思う。欧米では日本と違って、大学生くらいになると家を出て自立する。



その人たちは、30歳ぐらいになっても実家にいて、親にお弁当を作ってもらうということを聞いたら、驚かれる。ALTの先生達もお弁当を持ってくるが、サンドイッチだけとかパスタだけとかがある。



それでいいのである。自分で作ったということが大切なのである。私の作った弁当は「醤油色ばっかり」と言われる。もう少し、ブロッコリーやプチトマトで飾ればいいのだろうが面倒くさいので。人に見せるものではなく、「自分で食べるので構わないや」と思っている。



だから、夫の弁当は絶対に作りたくない。人に見られるので、それなりの弁当を作らなければければいけないからだ。



言いたいのは、「人に作ってもらった弁当に文句を言ってはいけない」ということである。「感謝して食べなければいけない」ということである。



さんさん広場のKでした。


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Posted by sansanhiroba at 11:55│Comments(0)メンバーコラム日記
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